2015年11月26日木曜日

曲紹介②『スター』



曲紹介シリーズ、2回目は「スター」という曲です。

前回は初めて作った曲「STAGE」について書きました。
曲紹介①『STAGE』について

『スター』

「STAGE」ができてわりとすぐにできた曲。つまり2曲目。

「STAGE」と「スター」の2曲が出来てから次の曲ができるのに少し時間がかかったので、数ヶ月くらいこの2曲ばっかり練習していた。

「STAGE」は少しゆっくりめの曲なので、「スター」はもう少しノリがいいものをと思って作った。

しかし、この曲には本当に鍛えられている。自分で作っておきながら全然弾けない。歌えない。しかもソロパートもある。
練習中何度癇癪を起こしてギターを投げつけそうになったことか(笑)

まず、最初作った時にはキーはCで作ったんだが、メロディーが非常に上下する曲で、Aメロは歌えるがサビは歌えないとか、キーを下げると今度はAメロが歌えないとか、いろいろ大変でキーを決めるのに苦労した。(最終的にはBになった)

そして、歌い始めはブリッジミュートで弾きながらワンコーラスをほぼ一人で歌うというアレンジ。このブリッジミュートもかなり難儀した。さらに歌まで入ったらもう。。。

最後はソロまわしを入れている。すごく単純なことなんだけど確実にやるのが難しい。

このあたりは個人的なところだけれど、バンドとしても非常に課題が満載な曲。
まだまだ練っていく必要がある。

でも、すごく思い入れもある。


自分がずっと憧れてきたロックスターの姿への思い。

ジョンレノンや忌野清志郎や志村正彦といったもうこの世にはいないけれどたくさんのものを残してくれた存在への敬意。

そして、自分がバンドをやるということは恐れ多くもずっと受け継がれてきた歴史の小さな一部になるということなんだという覚悟。

などなど。

作った時はまだ舞台に立ったことがなかったけれど、舞台に立った自分を想像しながら書いた。

最初の方のアレンジは私が一人で暗闇の中歌っているイメージで、そこからバンドメンバーができて光がさしてきて、一気に光を浴びるようなイメージ。「星」だから宇宙とビッグバンのようなイメージかな。

終盤のソロまわしでは、表現としてはいろいろな意味で難しいところもあるけれど、3人ともがそれぞれのやり方でこの道を歩み始めたことを表現したかった。


ありがたいことに、今のところいただいた感想ではこの曲がよかったという声がダントツに多い。
もっともっといい曲に仕上げていきたいところ。