2015年12月31日木曜日

2015年の終わりに。+年内最後のライブ@ウーララ

今年ももう終わり。

2015年、私にとっては大切な大切な1年になりました。
本当にいろんなことがありました。

バンド以外にも盛りだくさんの1年だったけれど、やはり、バンドを始めたことは私にとってこれまで生きてきた文脈と対峙して壊していくことの連続であり、とても大きなことでした。

「センテンス」結成は昨年12月ですが、曲を作り始めたのは今年に入ってからなので、実質的には2015年はバンドとして歩き始めた年ということになります。

1年間かけて、とにかく「バンドになる」ということをひたすらやってきたように思います。

私はバンドを組んで、曲を作って、ギターを弾きながら歌うという経験自体が初めてだったので、何もかもがチャレンジだったし、それなりに歳を重ねてきているせいかいろんなことに非常に臆病になっていて、一つ一つがとてもこわくて難しかったです。

とにかく、音楽への衝動のまま動いてしまう自分と、「自分なんかが歌っていいのか」「自分にステージに立つ資格があるのか」他にもたくさんあるけれど、衝動を抑えつける自分が常に拮抗しているような状態で、いつもいつも重い足を引きずりながら何とか歩いてきたという感じです。

9月27日に西院ウーララで初ライブをしてから、12月27日のこれまた西院ウーララで年内最後のライブをするまでの3ヶ月間で10回のライブをしました。
曲は今披露できているものとしては8曲できました。
そして、初のCD音源も作りました。

どのライブにもそれぞれの葛藤と喜びがあり、どの曲にも私自身が生きてきた足跡が刻まれていると思います。

私だけでなく、ギターのマサトシはギター歴は長いけれどアレンジを中心になって考えて、全体を常に見渡すという役割をするのは初めてだし、ドラムスの仁美ちゃんも吹奏楽やジャグバンドでのパーカッションの経験はあるものの、ドラムはバンドを始めると同時にやり始めたので、全員が大きな大きなチャレンジをし続けてきました。

それと、ある程度大人になった3人が、自分たちの生きてきた文脈を持ち寄って真剣に作品を作り、パフォーマンスをしていくというのも簡単なことではありませんでした。

ライブでは毎回打ちのめされるような気持ちにもなるし、その一方で3人でバンドを組んでいること、ステージに立てたこと、人にきいてもらえたことは大きな喜びでもありました。

ずっとずっと胸に秘めていた憧れや衝動をこのままにしておくことができなくて、自分でも痛々しいなとも思うけれど、破れかぶれでもかっこ悪くても、やらないよりやる人生を選んでしまったことを、今は本当に良かったと思っています。

初めて作った「STAGE」のような曲をずっと歌っていきたいし、素直な気持ちで音楽をやっていきたい。

来年も、ただただ必死に歩いていくのみですが、その道のりが見せてくれる景色を楽しみにしつつ、自分たちにとって大切なことを大切にしながらやっていきたいと思います。

私たちの歩き始めた道で出会ってくださった皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

最後に、私と一緒に暗中模索の旅に出てくれたバンドメンバーの2人に心から感謝します。来年もいい時間を過ごしていこう。

2016年もよろしくお願いいたします。

あーギターも歌も上手くなりたい!!がんばろーー!!!

ーーー

話は前後してしまいますが、12月27日は年内最後のライブを西院ウーララでさせてもらいました。

初ライブも同じ場所でやったので、その時のことが蘇るのかいつも以上に緊張していましたが、きちんと締めくくれたのではないかと思います。

個人的にはセッティングのところで非常に大事なことに気づくことができて、実際に本番もかなりやりやすかったというのも大きな収穫でした。

また来月30日にもウーララでやらせていただけることになりました。

年明けは早速7日にpara-diceでライブがあります。
新年1発目からいいライブにしたい!!よろしくお願いいたします。

<セットリスト12/27>
1 白川
2 夕焼け小僧
空色の街
4 なんでもない歌
5 スター
6 STAGE


<今後の予定>
1月7日(木)
@para-dice(大阪・扇町)
open19:00 / start19:30
adv/door1,000yen+1drink
w/サユリ /伯川修平 / 向井(赤)

1月19日(火)
@para-dice(大阪・扇町)
open/ start 未定
adv/door1,000yen+1drink
w/加藤英幸 / ザ・トータライズ / ゆ~すほすてる  他

1月30日(土)
@ウーララ(京都・西院)
open start 未定
adv1,400yen+1drink/door1,800yen+1drink
w/鷹の爪 / ビリーボーイ  他

チケット取り置き・問い合わせは
sentence.info*gmail.com(*を@にしてください)
までお願いします。


<音源発売中!>
「スター」
1 スター
2 夕焼け小僧
3 白川
3曲入り500円。ライブ会場などで販売しております。


2015年12月25日金曜日

音源発売!と12/20ソクラテス・12/21para-diceでのライブ


12月は前半にライブの予定が入っていなかったので、初めての音源制作をしていた。

レコーディングやミキシングなど、プロに頼むという方法も考えたけれど、初めての音源なのでできる限り自分たちで作るというチャレンジをしてみた。
スタジオ一発録りで、できる限りのバランス調整をして。

タイトルは私たちにとって非常に思い入れのある曲の名前でもある「スター」にした。

収録曲は

1 スター
2 夕焼け小僧
3 白川

一つ一つ、3人でたくさん話して、確認して、今できることをやったつもり。

音源を作ることももちろんだけれど、綿密にアレンジを練り直したことや、お互いが何をやっているのかを明確にできたことや、今後向かいたい方向などについて3人でたくさん話したことや、前に出て行く恐怖を存分に味わって向き合い尽くしたことなども含めて、本当に大切な時間になった。

バンドってつくづくただ一緒に演奏をするだけの集まりではないなぁと思う。
それぞれの生き方をぶつかり合わせて、密度を上げて、自分から離れずにいながらバンドの音を作っていく、とても大変で、そしてとても面白いプロセスだと思う。

どんなふうにやっても私たちそのものでしかない。
バンドの状態と私たち3人の関係性はほぼ同一のものであると思う。

それがどの程度見ている人、聴いている人に伝わるのかはわからないけれど。

私がバンドをやろうという気持ちになったのは、この3人ならばそんな密度で音楽をやれるのではないかと思ったからだ。逆に、そうでなければやる意味がないのだ。

今でも、音楽をやることに対する絶え間ない恐怖はある。
でも、一つ一つ前に進めていること、音楽への想いを持ち続けられていることが嬉しい。

話がそれたけれど、CDを20日のソクラテスのライブから発売開始して、早速何枚か売れた。本当にありがたい。

(1枚500円で、ライブ会場で販売しております。引き続きよろしくお願いいたします!)


12月20日はソクラテスで、21日はpara-diceで少し久しぶりのライブ。

毎回抱えきれないくらいの宿題をもらって、ライブの日の夜は夜中まで眠れず、さらに夢でもうなされ、当日はもう失敗するイメージばかりわくという地獄のような時間を過ごすわけだが、今回の2日間は本当にライブは始まるまでも、ライブ中も、ライブ後も、ずっと自分とたたかっていた。

しかし、そんな中で対バンの方々の演奏で心震える場面が何度もあったし、演奏中にセンテンスをやれていること、ステージに立てていることを幸せに思う瞬間もあった。

私はきっと、こんなところにいたいのだと思う。

演奏は相変わらずで、気合いが空回りしてばかりだったけれど。
それでも、この想いが続く限り、許される限り、ステージに立ちたい。

年内最後のライブは12月27日、西院ウーララにて。
初ライブから3ヶ月。再びあのステージでやります。

いいライブにしたい。よろしくお願いいたします。

12月27日(日)
「ウーララ年末イベント Vol.11」@ウーララ(京都・西院)
open18:30 / start19:00
adv1,400yen+1drink/door1,800yen+1drink
w/ヒットマンズ / ヘテロズ / Rough Matts(三重)
*センテンスは3番目、20:20頃からの出演予定です。前売り料金あります!
チケット取り置き・問い合わせは
sentence.info*gmail.com(*を@にしてください)
までお願いします。

<セットリスト12/20>
1 無風
2 風
3 白川
4 夕焼け小僧
5 なんでもない歌
6 スター
7 空色の街


<セットリスト12/21>
1 白川
2 夕焼け小僧
空色の街
4 なんでもない歌
5 スター
6 STAGE

2015年12月22日火曜日

扇町para-diceライブの感想。(マサトシ)


昨日、12/21は大阪の扇町para-diceでのライブでした。
すごくいい夜でした。共演者全員から刺激をいただきました。
para-diceでは以前出演させていただいた時もそのような経験がありました。

以下、共演者のステージを見て、僕が感じたことを書いてみます。

2015年12月16日水曜日

この一本を全力で走る!

特に何もないけれどおめで鯛風
久々の更新です。

12月前半はライブの予定がなかったので、現在センテンスは初の音源を鋭意制作中でございます。

全て手作業なので何かと大変ですが、センテンスとして大きく前に歩を進めるための作業なので、作品を作り上げることだけでなく、現在の自分の位置、メンバーの関係性、演奏技術、今後の方向性などなど、いろいろなことがぐっと深まった気もしています。
これは私たちにとって本当に必要なプロセスだなぁと思っています。

20日のソクラテスでのライブで販売できるように作業を進めています。
詳細はまた改めて告知させていただきます。


私たちはまだ音源や映像をネット上にアップしておりません。
よって、この音源は私たちが初めて自分たちの音楽を再生可能な形にするものでもあります。

これは私にとって精神的にもかなり大きな覚悟が必要なことでもあります。


何かを本気でやるというのはとても恐いことだと思います。

本気でやったことを否定されるのはつらいし、それによって自分で自分を否定することになるのはもっと恐い。

私は今まで本気でやることを逃げたり、本気でやっているふりをしてただ周囲に評価されるために振舞っているだけだったりしたことが何度もあります。

むしろそればかりだったかもしれない。

でも、本気でやれることをずっと探してきたし、本気でやる方が絶対におもしろいということも私なりにわかっているつもりです。


メンバー3人で改めて一つ一つのライブを大切にやっていこうという話をしていたら、昔、部活で100mダッシュを10本走る時に、「次がある」と思って走っているとすぐに先生に見破られて怒られたことを思い出した。
「この1本を全力で走ること」の大切さ。

12月は3本ライブがあります。
一つ一つ、大事に、全力でやります。

<今後の予定>
12月20日(日)
「High alert Vol.14」 @ソクラテス(京都・出町柳)
open19:00 / start19:30
adv/door1,500yen+1drink
w/246(from 日曜夜更かし倶楽部)/Mouton/Good Father
*センテンスは2番目、20:10頃からの出演予定です。

12月21日(月)
@para-dice(大阪・扇町)
open18:30 / start19:00
adv/door1,000yen+1drink
w/キタ(than) / ドッグフード買い太郎(広島) / ドーラ / 高橋功亮

12月27日(日)
「ウーララ年末イベント Vol.11」@ウーララ(京都・西院)
open18:30 / start19:00
adv1,400yen+1drink/door1,800yen+1drink
w/ヒットマンズ / ヘテロズ / Rough Matts(三重)

チケット取り置き・問い合わせは
sentence.info*gmail.com(*を@にしてください)
までお願いします。

2015年12月3日木曜日

para-dice2週連続出演しました

2013年冬、大丈夫だと思えた朝焼け
11月19日にpara-diceに初出演させていただき、翌週の27日にも出演させていただきました。遅くなってしまったけれど振り返ります。


この日はちょっと体調を崩してしまっていて、正直なところやり切れるか不安ではあったけれど、どんな状態であれ、舞台に上がる以上絶対に全力でやろうと気合いを入れてのぞんだ。

後で音源を聴いたら、力が入っていないなぁと思うところもあったし、もう本当に悔しかったけれど、いろいろと勉強になった。

もっともっと身体と気持ちを連動させて鳴らせるようにならねば。

舞台はいつだって一度きり。
どんな状態であっても、その日その時間を生ききることしかない。
楽しかろうと苦しかろうと全力でやるのみです。


やってもいないことを恐れて萎縮して結局のところ何もしなくても、時は過ぎるし、朝と夜は変わらず繰り返す。

それでも、歩き始めたんだ。

こわくても、苦しくても、足が出るかぎりその先に想いを馳せていたい。


次のライブは12月20日。その後1週間で3つライブがあります。
それまで、少し時間が空くので、音源を作りたいと思っています。20日に間に合わせたい。レベルアップしてライブに臨みたい。

<セットリスト11/27>
1 無風
2 白川
3 空色の街
4 夕焼け小僧
5 なんでもない歌
6 スター
7 STAGE


<今後の予定>
12月20日(日)
「High alert Vol.14」 @ソクラテス(京都・出町柳)
open19:00 / start19:30
adv/door1,500yen+1drink
w/246(from 日曜夜更かし倶楽部)/Mouton/Good Father

12月21日(月)
@para-dice(大阪・扇町)
open18:30 / start19:00
adv/door1,000yen+1drink
w/キタ(than) / ドッグフード買い太郎(広島) / ドーラ / 高橋功亮

12月27日(日)
「ウーララ年末イベント Vol.11」@ウーララ(京都・西院)
open18:30 / start19:00
adv1,400yen+1drink/door1,800yen+1drink
w/ヒットマンズ / ヘテロズ  …and more

チケット取り置き・問い合わせは
sentence.info*gmail.com(*を@にしてください)
までお願いします。

2015年11月26日木曜日

曲紹介②『スター』



曲紹介シリーズ、2回目は「スター」という曲です。

前回は初めて作った曲「STAGE」について書きました。
曲紹介①『STAGE』について

『スター』

「STAGE」ができてわりとすぐにできた曲。つまり2曲目。

「STAGE」と「スター」の2曲が出来てから次の曲ができるのに少し時間がかかったので、数ヶ月くらいこの2曲ばっかり練習していた。

「STAGE」は少しゆっくりめの曲なので、「スター」はもう少しノリがいいものをと思って作った。

しかし、この曲には本当に鍛えられている。自分で作っておきながら全然弾けない。歌えない。しかもソロパートもある。
練習中何度癇癪を起こしてギターを投げつけそうになったことか(笑)

まず、最初作った時にはキーはCで作ったんだが、メロディーが非常に上下する曲で、Aメロは歌えるがサビは歌えないとか、キーを下げると今度はAメロが歌えないとか、いろいろ大変でキーを決めるのに苦労した。(最終的にはBになった)

そして、歌い始めはブリッジミュートで弾きながらワンコーラスをほぼ一人で歌うというアレンジ。このブリッジミュートもかなり難儀した。さらに歌まで入ったらもう。。。

最後はソロまわしを入れている。すごく単純なことなんだけど確実にやるのが難しい。

このあたりは個人的なところだけれど、バンドとしても非常に課題が満載な曲。
まだまだ練っていく必要がある。

でも、すごく思い入れもある。


自分がずっと憧れてきたロックスターの姿への思い。

ジョンレノンや忌野清志郎や志村正彦といったもうこの世にはいないけれどたくさんのものを残してくれた存在への敬意。

そして、自分がバンドをやるということは恐れ多くもずっと受け継がれてきた歴史の小さな一部になるということなんだという覚悟。

などなど。

作った時はまだ舞台に立ったことがなかったけれど、舞台に立った自分を想像しながら書いた。

最初の方のアレンジは私が一人で暗闇の中歌っているイメージで、そこからバンドメンバーができて光がさしてきて、一気に光を浴びるようなイメージ。「星」だから宇宙とビッグバンのようなイメージかな。

終盤のソロまわしでは、表現としてはいろいろな意味で難しいところもあるけれど、3人ともがそれぞれのやり方でこの道を歩み始めたことを表現したかった。


ありがたいことに、今のところいただいた感想ではこの曲がよかったという声がダントツに多い。
もっともっといい曲に仕上げていきたいところ。

2015年11月22日日曜日

para-dice初出演!


11月19日(木)大阪・扇町にある「para-dice」に初出演させていただきました!

「para-dice」は以前「dice」という名前で、その頃に何度も行ったことがあるライブハウス。
もう5年以上も前の話。
そのライブハウスにまさか自分が出演させていただけることになるとは夢にも思っていなかったなぁ。

当日はいつものスタジオで一人で2時間ほど練習してからリハへ。
ドラマーの仁美ちゃんが仕事で来れなかったため、2人だけでリハさせていただいた。
3人でリハせずに本番直前の音合わせだけで、さらにろくに話もできずに本番を迎えるのははじめてで本当に不安だったけれど、なんとかなったのでよかったよかった。

先月末の私の誕生日にいきなりできた曲「空色の街」もなんとかできたのでよかった。

この曲は初ライブ以降初めてできた曲で、数ヶ月ぶりに作ったのもあって、それまでの曲とは少し違うテイストになったかなと思う。
本番でやってみて気づいたけれど、演奏していてけっこう気持ちいい。
まだまだ荒削りなのでライブでもがんがんやりながら育てていきたい。

この日のライブは1曲めからとにかく力みまくっていた自覚があって、ビデオで見るとやはり顕著だった。(まぁこの日に限らずなんだけど。)
なんで力んでしまうのかを探ると、これまでの生き方・文脈にたどり着く。
「もっと力抜いてー」と昔からよく言われてきた気がするけれど、力の抜き方がわからない。
たぶん、「力の抜き方」を会得しようとするのではなく、力が入ってしまうというのはどういう状態なのか?ということに向き合う方が自分的にはしっくりくる気がする。

単純に力みまくってギターを弾いたり歌ったりするのは身体的に快ではないし、快楽を求めるのは自然なことのようにも思うから、探求を続けていきたい。

でも、昨日畑で鼻歌を歌っていたらちょっとだけヒントを得られた気がする。
身体が快を覚えて、それをステージでやれたら気持ちいいのかな。


とはいえ、この日のライブはいい時間だったなと思う。
終わった後、「いえーい」とかいって仁美ちゃんとハイタッチしたし。


大事な友達も来てくれて嬉しかったし、対バンの方々にも楽しませていただいた。

終わった後、ブッキング担当の方やPAさんがいろいろなアドバイスや感想をくださったのも本当にうれしかった。
きちんと見てもらえる嬉しさ。3人とも感激でした。

ありがたいことにまた5日後くらいにもライブを入れていただいているし、なんと来月も入れていただいた。
一つ一つ、着実にやっていきたい。

11月27日(金)は19時スタートのトップバッター。(対バン:騒擾 / the conies / クォーク)
12月21日(月)も出演決まりました!

それと、12月27日(日)は京都・西院ウーララに出演します。

詳細は追ってお知らせさせていただきます。

お問い合わせ等は
sentense.info*gmail.com(*を@に変えてください。)
まで。

よろしくお願いいたします!


<セットリスト11/19>
1 無風
2 風
3 白川
4 夕焼け小僧
5 空色の街(新曲)
6 スター
7 STAGE

2015年11月16日月曜日

曲紹介①『STAGE』



これまでに作った曲のことを少しずつ紹介していこうと思う。

といっても、現時点(2015年11月)で8曲しかないので、すぐに終わってしまうかも。

私はバンドを始めるまで作詞も作曲もしたことがなかったし、誰かに作り方をきいたこともない。(ざっくりとしたいわゆる「詞先」「曲先」みたいな感じでしかきいたことがないので、他の人の作り方にも興味がある)

私の場合は、基本的にまずギターで適当にコードをならしたり、いろんな弾き方をしてみながら曲の雰囲気を決める。
そして、言葉を書いてみる。(前に書いておいたメモ書きから引っ張って入れ込むこともある。)
言葉を書くのに飽きたり出てこなくなったりしたら、またギターを鳴らしながら歌ってみたり、コードを変えてみたりする。
飽きたり出てこなくなったりしたらまた言葉。その後コードとメロディーを調整。また言葉・・・みたいな感じで言葉とコード・メロディーを行き来しながら作っていく。
(ここまでは絶対に一人じゃないとできない)

詞を書ききるとか、曲を書ききるとか、一つのことに集中できないのは私らしいなぁと思う。

大枠が決まったらギターのまさとしに披露。
細かい調整や構成を大まかに決めて、ドラムスの仁美ちゃんに披露。
スタジオで合わせながら3人でアレンジを固めていく。(アレンジはどちらかというとまさとしと仁美ちゃんが中心で、私は少し離れてみているのがおもしろかったりする。)

全曲まだ育てている途上という感じで、練習やライブの音源をきいて練っている。

前置きが長くなってしまったんだけど、曲紹介します。

『STAGE』

はじめて作った曲。

何もわからず、そしてギターでやれることがとても少なかったので、とりあえずD→C→G→Aの4コードで始まるシンプルな構成から作った。

詞も書いたことがなかったので、かなり苦労した。
書きたいことはたくさんあるはずなんだけど、いざ書こうとすると出てこなかったり、説明的になりすぎたり。

(詞を書くときはいつもそうだが)下手でもとにかくかっこつけずに素直に書こうと思うけれど、油断するとすぐにかっこつけたようなことを書いてしまう。
自分から離れていないか慎重に慎重に精査しながら、何度も書いては消し、書いては消ししながら進めた。

私たちは松本で年一度行われる「ヒトリ主義night」というイベントに出ることを結成した日から目標にしていたので、とにかく自分にとっては夢の舞台である「ヒトリ主義night」で歌うことをイメージして作った。

2015年10月にその夢の舞台に立った時の話はこちらからどうぞ↓

私にとってバンドをやること、歌うことはものすごく大きなことで、これまで生きてきた文脈をひっくり返すことだから、この最初の気持ちを詰め込めるだけ詰め込みたいと思って作った。

結局「ずっと夢だったステージにいるんだ!!!!!!!いるんだぞーーーー!!!!」というような云々なんだけど。

怒りも苦しみも喜びも嬉しさもあまりに詰め込みすぎて練習でもライブでも演奏することで自分に跳ね返ってくるダメージがいまだに大きい。もう少し曲が増えたらやるのはたまにでいいような気がする。
ちなみに、ヒトリ主義nightでは2日目の最後にやった。感無量だった。

時間的には6分超の大作になってしまった。(基本的には3分程度の曲が好きだ)

アレンジも今ライブでやっているくらいの形になるのに半年くらい時間がかかった。

こんな感じなので、思い入れはかなり強い曲。
この曲をやり続けられるバンドでありたいと思う。

pada-diceでのライブについて

大阪での2週連続ライブが近づいていますー!!
11月19日(木)27日(金)に大阪のpara-diceでライブします。
最寄り駅はJR天満駅もしくは地下鉄堺筋線扇町駅です。
チケット代は1000円+ドリンク代500円。
前売り料金などはないので、当日でもふらっと来てもらえるとありがたいです。
もちろん、事前に言っておいてもらえると心の準備ができるので、それはそれで大変ありがたいです!

チケットお取り置き・お問い合わせは
sentence.info*gmail.com(*を@に変えてください)

また、詳細が決まりましたのでお知らせいたします。
19日(木)
18時半オープン 19時スタート 
出番は5組中2番目で19:40頃の予定です。
27日(金)
18時半オープン 19時スタート
出番は4組中1番目で19:00頃の予定です。
できたばかりの新曲もやる予定です。
よろしくお願いいたします!

2015年11月11日水曜日

来週・再来週はpara-diceでライブ!

11月19日(木)27日(金)に大阪のpara-diceというライブハウスでライブします。
最寄り駅はJR天満駅もしくは地下鉄堺筋線扇町駅です。

まさとしが以前「肩こり」というパンクバンドをやっていた時によく出演していたライブハウスです。
まさか私も5年以上の時を経て出演することになるとは!!

9月末に初ライブをしてから6度目の舞台です。

毎回初めてのところでやっているので、当日行ってリハをするまでどんな機材でやるのか、どんな舞台なのかわからないし、本番始まってみないとどんな照明で、お客さんとの距離はどのくらいで、どんな音の大きさでやるのかわからないので、超テンパってしまいます。
いろんな意味でドキドキです。

音楽を始めたんだけどこわくてつらいことばかりだと知人に話をすると「音楽なんて楽しめばいいんだよ」と言われることがあります。

でも、私には音楽を楽しむっていうことがまったくわかりません。

というか、音楽に限らず楽しいという感覚が昔からよくわかりません。

で、先日写真家・映画監督の紀里谷和明さんの話していることをおこした記事を読んでいたら「楽しいと喜びは違うと思う」ということが書いてあって、はっとしました。

舞台に上がること、音楽をやることは「楽しい」かはわからないんですが、「喜びである」というとしっくりくるところがあります。

30年近く持っていた夢だから、やっぱりうれしいです。


初めて出演するライブハウスですが、2週連続で出演するチャンスをいただきました。
両日とも平日ですが、お仕事帰りなどご都合がつく方に来ていただけるとうれしいです。

こうやって告知するのもすごく勇気がいるんだけれど、今私たちが見せられるものはライブしかないからやっぱり素直に来てもらいたいです。

当日の時間ですが、まだ確定していません。(おそらく18時半開場、19時開演かと。30分後にずれる可能性もありますが。)
出番の時間は多分直前にならないとわからないです。
1000円+ドリンク代500円。
前売り料金などはないので、当日でもふらっと来てもらえるとありがたいです。

 )とツイッター(@sentence1010)に最新情報を載せますのでご確認くださいませ。

よろしくお願いいたします。


2015年11月2日月曜日

ソクラテスでのライブ

去年のこぼれ種が1年の時を経て実をつけた。センテンスも結成からもう少しで1年。
ソクラテスでのライブ終わりました。

大事な人たちも見に来てくれてうれしかったです。

ギターアンプの位置の関係で立ち位置が左右逆になったり、私のチューナーやまさとしのbig muffの調子が悪かったりと、いろいろいつもと違うところもあって戸惑ったりもしたけれど、なんとかやりきりました。

お客さんの中で終わった後「スターとSTAGEが良かったです!」と言いに来てくれた方も。本当にうれしいです。

これまでいいと言ってくれた人の多くは「スター」を挙げてくれます。次に多いのが「STAGE」。

初めて作ったのが「STAGE」で、2番目に作ったのが「スター」なんですが、どちらもすごく思い入れがあります。
最初の数ヶ月はひたすらこればっかりやっていて、いまだにマイナーチェンジを重ねています。
特にスターは自分で作っておきながら全然弾けなくて何度癇癪を起こしたことか(笑)
ついでに歌も私にはかなり難しい。。。
完璧ではないにせよ、ライブでやっているのが奇跡!
ということもあるので好きと言ってもらえるのは本当に嬉しいです。

次は11月19日(木)27日(金)に大阪・扇町にある「para-dice」でライブです。
まさかの2週連続!
新曲もやる予定ですのでよろしくお願いいたします。
チケット取り置きは
sentence.info*gmail.com(*を@に変えてください)
まで。
詳細はまた書きます。

<セットリスト11/1>
1 無風
2 風
3 白川
なんでもない歌
5 夕焼け小僧
6 スター
7 STAGE


おまけ:スタッフさんに男の子だと思われていたのは衝撃!

2015年10月31日土曜日

久しぶりの新曲を。

大根への道を突き進む!
誕生日を迎えてすぐ、深夜に久しぶりに曲ができた。

2曲くらい作りかけのがあってここのところずっと格闘していたんだけど、そこまで作っていたコード進行や雰囲気に縛られてどうやっても前に進まなかった。焦って焦って空回りばかり。

以前まではやれていた、「外部基準に合わせる」ということが本当にできなくなってきているのを感じる。まさかこんなところにもあらわれるとは。。。


あまりにできないのでいったん投げ出し、悶々としていたのだが、深夜ギターを持って適当に弾いていたら全然違う曲ができた。


それにしても、いまだに自分がどうやって曲を作っているのか自分でよくわからない。

音楽理論とかわからないし、知っているコードもそんなに多くないから、いつも適当に弾いて雰囲気だけ決める。そこで言葉を考えながらメロディーも同時に考える。
またコードに戻ってなんとなく当ててみて、リズムをいろいろやってみて。

鼻歌でメロディーを作るとかほとんどない。

言葉と、メロディーと、コード進行と、リズムは常にごちゃまぜになりながら全部を同時に進めて、とりあえずの形にする。

だから、普段思い浮かんだことは、すべてが断片的に存在している状態で何の形にもなっていない。互いに影響を与え合い、その結果として曲になる。

種を蒔いてから、実りになるまでのプロセスとよく似ていると思う。種だけでも、日光だけでも、水だけでも、肥料だけでも、実りにはならない。


この2ヶ月くらいはとにかくステージに立つための準備でいっぱいいっぱいで曲を作ることから大分遠ざかっていた。

夏くらいまではとにかく曲を作りたかったので常に意識していたし、おりてきたものはどんな形でもいいからとりあえずメモしていた。

で、久しぶりに曲を作ろう!と思っていても、もうこれまで作ってきた曲をどう作っていたのか全然わからなくなっていた。

「まさか・・・もう枯渇したのか・・・」

なんて思ったり。


こんな作り方でこれからも作り続けていけるのかわからないけれど、今は他の方法を知らないのでこれでやっていきます。

というわけで、どうにかこうにか「0から1」にできたので、ここからは3人のしごと。
スタジオで新曲を披露して、初めて音を鳴らす瞬間って本当にたまらない。
一人の部屋から飛び出して、日の目を見る最初の瞬間。


明日、ソクラテスでライブです。

新曲はできるかわからないけれど、今の私たちを力の限りやります。

場所は、河原町今出川の交差点を少し南にいき、ミスタードーナッツのビルの地下一階です。
最寄駅は京阪の出町柳駅か地下鉄の今出川駅です。
http://sound-powder.com/

19:00開場、19:30開演。出番は1番目です。
料金は1500円+1ドリンク。
前売り・当日料金同じですのでふらっと立ち寄ってくださいませ。


11月は大阪・扇町の「para-dice」で2週連続ライブ、12月は初ライブをさせてもらった京都・西院の「ウーララ」で年末イベントに出演させていただきます。
こちらもよろしくお願いいたします。

2015年10月20日火曜日

ヒトリ主義night2015③ 2日目のこと

中庭からのヴィオ・パーク劇場
2日目、外は雨。
朝起きて今日やるセットリストについて考えていた。

1日目とは曲順も変えて、1日目にやらなかった曲を2曲入れる予定だった。

しかし、本当にこれでいいのか?

3人でいつも通り輪になって座って、「セットリストを考え直したい」と話を始めた。

実は、1日目にやらなかった2曲のうちの1曲はカバーで、アレンジもかなり練ったし、直前までかなり練習をしていて、リハまでしていた。(ちなみに吉田拓郎「今日までそして明日から」)

カバーをやるというのはものすごく難しいことで、やっぱりその曲をやる絶対的な理由が必要だと思う。
だから、選曲もかなり考えてやっと決まったものだった。
さらに、そこから自分たちの表現としていかにやれるのかを考えるのも本当に難しかった。
本番1週間前にやっとアレンジが決まって、愛着もあった。

しかし1日目が終わって、この場だからこそ自分の言葉で歌いたいという気持ちがあったのだ。

3人で話し始めて、それぞれの気持ちを出し合ったけれど、数時間話してもなかなか答えは出なかった。

最終的には「この舞台でどうすれば自分たちが最も密度を濃く、重く、やれるのかで決めよう」という話になった。

その後、坐・フェンスのメンバーと車で近くのコンビニにお昼を買いに行くことになった。
もう開演まで2時間を切っているのにまだセットリストが決まっていない。
そわそわした気持ちのまま行った。

お昼を買った後、青空が見え始めていた。
橋本さんが「ちょっと遠回りして青空を見に行こう」と言ったが、正直話し合いが終わっていなかったので帰ってバンドメンバーで話をしたかったが、とりあえずついていった。

車の中から外を眺めていると、確かに広い空の少し遠いところに青空が広がり始めていた。

今日は晴れるのかもしれない。

「なんでもない歌」の後半は外に出ない予定だったけれど、もしかしたら外に出るかもしれないとちらっと思った。

劇場に戻ったらすぐにセットリストは決まった。
1日目とほとんど同じだけれど、今日の私たちでやれることをやろうということになった。

***

2日目は出番がわりと早めだったし、あまりウォーミングアップをする時間がなかった。

相変わらず失敗するイメージばかりわくけれど、やるしかない。

「なんでもない歌」の後半ではいつも動きたいように動こうと思っていて(メンバーにもどうするか伝えていない)、1日目は中庭に出たのでそれを「動」とするならば、2日目は「静」のイメージかなとなんとなく思っていた。
そこで、何か言葉を言おうと思っていたのだが、あらかじめ言うことを考えるとそれをなぞろうとして絶対におかしなことになるので、あまり考えずにいくことにしていた。

本番で言ったことは、数ヶ月前に実家の布団の中で急に出てきた言葉だった。

それを言った後、やっぱり青空が見たくなって、外に出た。
空を見ると、青空だった。青空の下、くるくる走り回った。子どもの頃に一輪車でただただくるくる回っていたことを思い出した。
うれしくて幸せだった。何にも邪魔されない時間だった。

自分に、そんな衝動があったのかと驚いた。
どこに隠し持っていたのだろう。
それで今までどうやって生きてきたのだろうか。


最後の曲は、ヒトリ主義nightで歌うために作った「STAGE」をやった。

その日は始まった時から何度もマイクが落ちてきてその度に直していたのだが、「STAGE」の時にはちょっとの合間に上げてもすぐに落ちてきてしまって、しまいにはお腹くらいまで落ちてきてしまった。

かなり戸惑ったけれど、ふと思い出したのが前に見たたまの「さよなら人類」でテレビ出演した時の映像。

ギターのラインが抜けてしまっていたらしく、知久さんがギターの音をマイクで拾おうとしていたのか顔が見えないくらい下を向いて歌っていて、めちゃくちゃかっこいいと思ったのだ。

結局、弾いたことない姿勢でギターを弾いて歌い続けた。(途中のギターお休みポイントでなんとか上げられたけど)

相変わらずうまくやれなかったし、舞台に立つのはこわくてたまらなかった。

それでも、この舞台に立てて本当にうれしかった。

来年もまた出たいなんて簡単には言えないけれど、バンドは続けたいし、舞台への思いを持ち続けていたいと思っている。

大げさではなくて、これまでの人生も含めて私という人間がすべて出たステージだったと思います。
つらいところもあるけれど、そんな経験をさせてもらえたことに心から感謝したいです。
ありがとうございました。

<セットリスト10/11>
1 無風
2 白川
3 夕焼け小僧
4 スター
5 なんでもない歌〜 線点スver.
6 STAGE

2015年10月18日日曜日

ヒトリ主義night2015② 1日目のこと

ヴィオ・パーク劇場の舞台。客席を挟んで大きなガラス窓、そしてその向こうに第2の舞台でもある中庭がある。
1日目は夕方に開始し、夜遅くに終了する。

朝から出演者が続々と到着し、開演直前までリハが行われる。

私たちはミーテイングを兼ねて、松本市街までおりてお昼ご飯に。

3人ともカレー好きなので、集まるたびにカレーを食べているのだが、今回ももちろんカレー屋へ。

信大近くのメーヤウというカレー屋さん。


インド、スリランカ、タイなど各国のカレーが食べられるのだが、まさとしと仁美ちゃんは4種類の大皿を注文。これがもう明らかに男子大学生向き!という感じでものすごい量だった。
お腹いっぱいの状態で歌うのは絶対にきついので私は2種類のを注文。これでも十分多かった。
仁美ちゃんは食べ過ぎでぐったり。。。
でもすごくおいしかったので大満足。


劇場に戻り、駐車場の奥で声出しと3人で練習。
山奥なので大きな声を出しても大丈夫なのが本当にありがたい。

すでにかなり緊張していて、手も声もガチガチになってしまっていた。

そして開演。

私たちは最後から3番目の出番だったので、開演から4時間近く時間がある。

一つ、一つと演題が進んでいくにつれて、緊張は高まっていく。
3年前に目撃したものと同様、私にとってはどれもすごいとしかいいようのない表現ばかり。。。
緊張と興奮と憧憬ともうぐちゃぐちゃになってきて、いよいよ近づいてきた時に「こんなすごい人たちと同じステージになんて立てない!」と思わず号泣してしまったのだ。。。あぁ。。。

しかし、時はやってきて。

いよいよセンテンスの出番。

正直、この日の演奏はボロボロだった。
間違えるはずのないところで間違えて大穴をあけてしまったり、リズムが揃わなかったり、失敗するとさらに緊張して手が震えて。。。

この日のことは失敗以外の記憶があまり残っていない。。。

もうなんだか悔しくて申し訳なくて落ち込むしかなかった。

でも、「なんでもない歌」の後半で中庭に出て、戻ってきた時に前の方の人たちが踊っていたのが本当にうれしかった。


夜は中打ち上げがあり、そのまま劇場泊。

夜中何度も目がさめて、どうしても失敗するイメージしかわかなくて本当に困った。
2日目、どうやってステージに上がるか、わからなくなってしまった。

<セットリスト10/10>
1 無風
2 風
3 白川
4 夕焼け小僧
5 スター
6 なんでもない歌〜 旋転スver.

ヒトリ主義night2015① 前日のこと

ヴィオ・パーク劇場のカレー。めちゃくちゃおいしい。

重ね重ねになってしまうが、ヒトリ主義nightは3年前に大きな衝撃を受けて以降、ずっと色あせることなく憧れの場である。

結成初日に勇気を出して「できるならばヒトリ主義nightに出たい。」とメンバーに言ったら、何度も出演経験のある2人は「おぉ。。。それはすごい。。。がんばろう」とやや戸惑いながらも承諾してくれた。

主催の亀田さんにまさとしから「今年はバンドで出たいんです」という話をして、その後デモ音源を渡したのだが、正直断られると思っていた。

ありがたいことに出演OKのお返事をいただいた後も、もはや疑心暗鬼になっていて、一度亀田さんにお会いした時にも「あの。。。本当に本当にいいんでしょうか?」と何度もきいた。

初ライブから2週間後で、もうずっと心はふわふわしたままだった。


今回は前日入りしてたっぷりリハの時間をとってもらっていた。
松本に着いて、まずスタジオに入って3人で最後の確認をした後、本番でお借りするアンプを受け取らせてもらい、ヴィオ・パーク劇場へ。

PAさんとスタッフ数名の前でリハ。なんだかんだで1時間くらいさせてもらった。

もうこの時点で緊張している。

初めて見るステージからの景色は壮観だった。


夜は近所の温泉に行き、劇場のカレーを食べた。めちゃくちゃおいしかった。

そのまま劇場泊。出演者、スタッフと劇場に泊まり込んでやるイベントなんて珍しいだろうな。

昼間は京都とほとんど変わりない気温だったけれど、かなり防寒対策をしたつもりでも寝袋で寝るのはめちゃくちゃ寒かった。さすが長野県。

2015年10月13日火曜日

ヒトリ主義night終わりました

7色カエデと長野の山々
長野県松本市で2日間行われたヒトリ主義nightが終わった。

しかし、終わったと言うには夢心地すぎてなんだかしっくりこない。

なんというか、胸の奥がずっと寂しいような、虚無状態のような。
あまりに振れ幅が大きくて、いったいこれから何に向かえばいいのかという感じになっている。


今日は朝起きて、いつも通りお茶を沸かして梅醤番茶を作り、精米して、土鍋でご飯を炊き、味噌汁を作った。
仕事に行き、畑でオクラやナスやピーマンなどを収穫し、スーパーに買い物に行った。
夜ご飯は今日収穫した野菜とテンペでスパイスカレーを作る。

こんな日常がなぜかいつも以上にとても幸せに思える。


ジャンパーが白くなっている。白塗りしたキムジーが本番後駆け寄ってきて「うれしかったよぉ。ボロボロ泣いちゃったよぉ。」ってハグしてくれたんだ。

足には転んだ時の擦り傷。身体中が微妙に痛い。

外に飛び出した時に見上げた青空。その下で子どものようにうれしくて走り回って転んだんだ。

ギターには切れた弦がぶら下がっている。

緊張で震えた手の感覚が残っている。

私たちをしっかりと見てくれた人たちの眼差し。ダンス。涙。はっきりと刻まれている。

思い出すと発狂してしまいたいほどの恥ずかしさ。悔しさ。

そして、あの場にいられたことの嬉しさ。


確かにあそこにいたんだ。


今は気が抜けてしまっているけれど、バンドは続けていきたい。
バンドを組んで本当によかったと思う。

これだけの祝福と興奮をいただいたのだから、きっとまた曲も作っていけるだろうと思う。年内にあと3曲作りたい。

ギターも歌もうまくなりたい。。。


スタッフの皆さま、共演者の皆さま、ヴィオ・パーク劇場の皆さま、見てくれた皆さま、本当にありがとうございました。

続きはまた少しずつ書きたいと思います。

mau

2015年10月3日土曜日

ヒトリ主義nightについて

今年初めてのやきいも。安納芋。

次のライブは長野県松本市の山奥にある「ヴィオ・パーク劇場」で開催される「ヒトリ主義night」というイベント。

このイベントは2日間開催されて、ほとんどの出演者は2日間連続でパフォーマンスをする。
表現形態は様々。
舞踏やダンスが中心で、他には私たちのようなバンドや演劇などなど。

実は私以外の2人は何度も出演経験があるのだが、バンドで出演するのは3人とも今回が初めて。

私は3年前に客として見に行ったのだが、そこでの衝撃は忘れることができない。

正直なところ、舞踏とかダンスとか演劇とか、まったく興味がなくて(というかよく知らなくて)、しかも強烈な人見知りも作動。
隅っこの方で一人泣きそうになりながら座っていたんだった。

こんな山奥まで来て、まったく面白くなかったらどうしようと内心不安になりながらいたのだが、始まってみると、見事にどの方の表現も余すことなく惹きつけられてしまったことには自分でも本当に驚いた。

さらに、このイベントはやはり2日間あるというのが肝だろう。

出演者の多くは劇場に泊まり込み、他に何もない環境で2日間どっぷりと過ごすことになる。

2日間出演する人も内容としては同じものを用意している人も多いのだが、確実に1日目と2日目ではまったく違うと言っていいほどの差異があると感じた。

これが「場」の力なんだなぁと思う。

もちろん出演者だけでなく、当然観客も場に影響を受けるから、場がそこにいる人たち全員で作られている感覚が強くなってくる。

私はあの場できっと生涯忘れないであろう瞬間を経験した。

最後には出演者も観客もごちゃまぜになって、音と白塗りの顔と身体と空気と過去と今と未来と子供と大人が踊り狂った。端っこに座ってた私もわけもわからずわんわん大泣きしながら踊り狂ったのだった。

まるで、あの2日間の劇場で起こったことすべてが一つの作品のようであった。


3年経って、私もその舞台に立つことになった。

夢の舞台とはまさにこのこと。

戦略も野望も通用しないあの舞台で、自分たちの音を鳴らしてきます。

震えるね。

***

10月10日(土)、11日(日)@ヴィオパーク劇場(長野県松本市)
「ヒトリ主義night」http://hitorisyuginight.chicappa.jp/
10月10日(土)
15:30開場 16:00開演 21:30頃終演予定
10月11日(日)
12:30開場 13:00開演 19:00頃終演予定
前売り1800円 当日2000円
*両日出演します!

予約・お問い合わせはsentence.info@gmail.comまでお願いします。

2015年9月28日月曜日

初ライブを終えて。


西院ウーララでの初ライブが終わった。

あの時間のことを思い出すと、ものすごく落ち込んだり、発狂しそうにもなりながら、ふわふわしながら過ごしている。

ライブの後にドラマーの仁美ちゃんが泊まりに来て、撮影してくれたビデオをわーぎゃーと見たりしながら、たくさん話をした。

自分たちで経験したことはもちろん、スタッフさんのアドバイス、対バンさんたちのライブからもう抱えきれないくらいの宿題をもらった気分で。

恥ずかしいこと、情けないこと、かっこ悪いことばかりだけれど、そんな自分(たち)のことを全部出したと思う。
正直、もう逃げ出したいくらいの気持ちもある。
でも、自分を全力でやったらあーなるんだということが自分自身でびっくりで、あぁこれが私だったのかという妙な清々しさもある。

元来の性分で、すぐにダメだったことばかり反芻してしまうのだけれど、初ライブをやるということを伝えた大事な人たちがたくさん来てくれたこと、感想はどうあれ、私たちの大切な大切な瞬間を見届けてくれたことをきちんと胸にとどめておくだけの強さくらいは持ち合わせたいと思っている。

昨日、2曲目にやった曲「風」はそんなことを歌った曲。

そんな曲を大切な人たちの前で歌えたこと、これまでの道のりを思うと奇跡のようにも思う。


居合わせてくださった方々、また思いを寄せてくださった方々、本当にありがとうございました。
夢が、叶った夜でした。

次は松本での「ヒトリ主義night」(10月10日、11日)、それから京都ソクラテスでのライブ(11月1日)と続きます。

もっともっと自分たちの音楽を追求していきたいと思っています。
道は始まったばかり。
一つ一つ進んでいきます。
これからもセンテンスをよろしくお願いいたします。

mau

<セットリスト9/27>
1 無風
2 風
3 白川
4 夕焼け小僧
5 スター
6 なんでもない歌
7 STAGE

2015年9月27日日曜日

ライブ前夜

人前に(もしくはオンライン上に)自分という人間を差し出して活動することについて、それなりに年齢を重ねているせいか、いろんなしがらみやらこれまでの嫌な経験の残り香が影響して、どうしても縮こまってしまいがちになる。

自分の「本当」を見せることはこんなにこわいことなんだと初めて知った。

逆に言うと、今までやっぱり自分の「本当」を見せてこなかったんだと思う。

でも、誰にも頼まれても強制されてもいないのに、勝手に苦しい思いもしながらせっかくステージに上がることにしたんだから、せめて堂々と、正直でありたい。

明日は正直に今できることを全部やります。
いい夜になりますように。来てくれる大事な人たちにとっても。

mau

2015年9月23日水曜日

大好きオクラ


大好きなオクラ。オクラの木、葉、花、実、全部好き。

もう少しで収穫期も終わり。その後種をとる。

そして、そのまま来年まで枯れ木のまま残しておいて、支柱代わりに利用する。
(今年は去年のオクラの木をかぼちゃの支柱にした。台風で一部折れたりしたけれど、補強して今も現役で支えてくれている。)

種はまた芽を出し、花を咲かせ、実をつける。

少し先の姿を考えながら作業する。未来と、繋がっているのだと感じる。


先のことを考えて、こわくなったり、逃げたくなったりする。

まだ始まってもないことなのに、こわくなる。

あふれる衝動のまま、ワクワクした気持ちのまま、進んでいければどんなにいいだろうと思うけれど、私はきっと、「こわい、けれど行かねばならない」と押し出されるように進むタイプなんだと思う。

思えば、昔からずっと少し先のこと、ずっと先のこと、いろんなことが不安だったなぁと思う。


今日、どうしようもなくこわい気持ちを大切な人たちに聴いてもらった。
こわくなくなったわけではないけれど、まっすぐ私を見つめる眼差しがうれしかった。
すぐに忘れてしまうんだ。こうやって見つめてくれる人がいることを。


種は種だけでは芽を出すことができないから、水や空気や養分なんかをたくさんもらって生きていくしかない。
いつかの花を、実を夢見て。
台風なんかで倒れたらそれはそれ。また時季がくるのを待てばいい。


オクラとモロヘイヤとツルムラサキと納豆の大好きネバネバコラボ料理ともしばしのお別れが近づいている。寂しいなぁ。
次はこれまた大好きなさつまいもの季節!!

mau

<今決まっているライブ>
①9月27日(日)@ウーララ(京都市西院)http://www.ooh-la-la.jp/index.html
18:00開場 18:30開演
前売り2100円 当日2500円 *1drink込み
対バン:AUX/tatatonic / 西向いて北風 / RoughMutts(三重)
②10月10日(土)、11日(日)@ヴィオパーク劇場(長野県松本市)
「ヒトリ主義night」http://hitorisyuginight.chicappa.jp/
10月10日(土)
15:30開場 16:00開演 21:30頃終演予定
10月11日(日)
12:30開場 13:00開演 19:00頃終演予定
前売り1800円 当日2000円
*両日出演します!
③11月1日(日)@ソクラテス(京都市出町柳)http://sound-powder.com/index.html
詳細未定

申し込みはsentence.info@gmail.com(@を半角にしてください)までお願いします。

2015年9月20日日曜日

LIFE IS FOR EVERY MAN


一本の弦と一つの身体で奏でる音楽。
いつ見ても泣いてしまう。

ライブ1週間前にして、まだどこかで「自分なんかが・・・」と思っていることが少しだけバカらしくなったよ。

ただ、効き目はあまり長くないから、明日も、何度も、聴こう。

mayu

2015年9月15日火曜日

umeda AKASOにて


スタジオで個人練習。

種をまいて、土寄せや草敷きなどをしながら時間を過ごし、しかるべき時に 実や花をつけるのを待つように、曲がある程度の形を持つようになるまでけっこう時間がかかる。

一人で部屋で作って、みんなに見せて、付け加えたり、ごっそり削ったり、あーでもないこーでもないと言い合いながら、育てていく。

直近で作った曲は非常に短くてシンプルな曲なんだけど、やっぱり一番若いという感じがする。

といってもみんなまだまだ若造なので。
青くて、可能性を秘めてもいる存在なんだと思う。

あと10日ほどでまだまだ変わっていくだろう。


その後、梅田AKASOにて大好きな中村一義さんのバンドセットでのライブ。

今日は特に「新世界」が沁みた。

中村さんはまっすぐにそのままやることの強さと素晴らしさをいつも見せてくれる方だと思う。
MCで「僕は日常が好きなんですよ」と言っていたのが印象的だった。
ますます好きになった。


初ライブまでの日々、大切に過ごしたいな。

mayu

2015年9月12日土曜日

9月27日(日)の西院ウーララでのライブについて

18時半開場、19時スタートになっていましたが、18時開場、18時半スタートに変更になりました。出演順はまだ決まっていません。
ご来場予定の方々にはまた改めて連絡させてもらいます。
なんとセンテンス含めて5バンドが出ます!
よろしくお願いいたします。

2015年9月10日木曜日

はじめました。はじめまして。

自分がバンドを組んでいて、もう少しで初ライブを迎えるということに直面すると、心の奥の奥の方に押し込めておいた小さな小さな灯火が猛烈な勢いで炎を上げ、正気ではいられないような気持ちになる。

この炎がどこに向かうのかなんて何もわからないし、毎時毎秒進んだり下がったりの連続で何の準備ができたわけではないのだけれど、私はもうこの火を無きものとして生きることをやめた、ということだけは確かなんだと思っている。

暴発する自意識に日々苦しみながら、こんなのかっこ悪い、みっともないとジャッジしながらも、曲を作ってきた。
闘いの末に押し出しだされて生まれる営みが、私にとっての現段階での創作するということだ。

こんなことになんの意味があるのかなんてわからないけれど、見てみたい景色や味わってみたい感触へのどうしようもない興味とともに、歩き始めてしまったこの道をもう少し進んでいこうと思う。

はじめまして。どうぞよろしくお願いします。

mayu

2015年9月2日水曜日

ライブ告知のフライヤーできました。

ライブ告知用のフライヤーができました。これからちょっとずつ配布していこうかなと思います。見てくれる人がいたらいいなー、そして来てくれる人がいたらもっといいなー。


ライブ予定
927日(日) @西院ウーララ(京都市) ←初ライブ!!
HP・・・http://www.ooh-la-la.jp/ ※阪急「西院駅」から徒歩5
開場18:00 開演18:30 前売2100円、当日2500(1drink) 
with/ AUXtatatonic・西向いて北風・RoughMutts(三重)


1010日(土)~11日(日) 
@ヴィオ・パーク劇場(松本市)「ヒトリ主義Night
ヴィオ・パーク劇場HP・・・ http://www.viopark.com/
ヒトリ主義Night HP・・・http://hitorisyuginight.chicappa.jp/
詳細未定


となっております。

チケットのお取り置き・お問い合わせは
sentence.info@gmail.com(@を半角にしてください)
までご連絡ください。

どうぞよろしくお願い致します。

センテンス まさとし